資産を守る最強の盾『損切り』徹底講座

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インフォグラフィック:損切り(ストップロス)徹底講座

資産を守る最強の盾

『損切り』徹底講座

長期的に市場で生き残るトレーダーは「勝ち方」より**「負け方」**を重視します。一度の失敗で再起不能になるリスクを無くすための全てがここにあります。

第1章:なぜ損切りができないのか? 3つの心理トラップ

私たちが損切りをためらうのには、人間の本能的な心理が関係しています。これを理解することが、克服への第一歩です。

🧠

プロスペクト理論

「損失は認めたくない」という人間の本能。利益が出ている時より、損失が出ている時の方がリスクを取る傾向があります。

🤔

正常性バイアス

「もう少し待てば価格は戻るはずだ」と、自分に都合の良いように考えてしまう心理。危険を過小評価してしまいます。

💔

痛みの回避

損失を確定させることは精神的に痛みを伴います。この痛みを避けようと、問題を先延ばしにしてしまいます。

損切りは「負け」ではなく、次のチャンスに備えるための「必要経費」であり「戦略的撤退」です。

第2章:感情は不要!論理的な損切りポイント設定法

損切りは感情で決めるものではありません。「自分のエントリー根拠が崩れた場所」に置くのが鉄則です。以下のフローで確認しましょう。

あなたのエントリー根拠は?
押し安値/戻り高値

トレンドの継続を期待した場合

→ その安値/高値を明確に割った(超えた)場所
水平線(サポート)

ラインでの反発を期待した場合

→ そのラインを明確に下に割った場所
ボリンジャーバンド

バンドウォークを期待した場合

→ 中心線を割り、シナリオが崩れた場所

第3章:『損切り貧乏』にならないための資金管理術

① リスクリワードレシオ

1回のトレードの「利益(Reward)と損失(Risk)の比率」です。この比率が最低でも1.5以上、できれば2以上になるトレードのみを狙うことで、勝率50%でも資産は増えていきます。

② 損失許容額(2%ルール)

1回のトレードで失っても良い金額を、総資金の2%までに抑えるルールです。これによりポジションサイズを調整し、連敗しても再起不能になることを防ぎます。

まとめ:破産リスクをゼロにする3つの鉄則

  • 1.損切りは、資産を守るための『必要経費』と心得る。感情を挟まず、計画の一部として実行する。
  • 2.損切りは、エントリー根拠が崩れた場所に置く。チャートに基づいた論理的な撤退点を決める。
  • 3.『リスクリワード』と『2%ルール』を徹底する。長期的な成功は、優れた資金管理から生まれる。

今日からエントリーと同時に、損切り注文を入れる癖をつけましょう!

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