三尊天井

最強の天井サインを完全攻略

上昇トレンドの終焉を告げ、暴落の転換点となる「ヘッドアンドショルダーズ」。その見つけ方から具体的なトレード戦略まで、視覚的に徹底解説します。

三尊天井は、中央に最も高い山（頭）、その両脇に少し低い山（肩）が2つある、合計3つの山で構成されます。この形は、買いの勢いが限界に達したことを示す市場心理の表れです。

ネックラインは、2つの谷（安値）を結んだ線であり、買い方にとっての「最後の防衛ライン」です。このラインを価格が明確に下抜けた瞬間が、最強の売りシグナルとなります。

パターン形成

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ネックライン割れ

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パニック売り発生

右肩の出来高は、左肩や頭に比べて少なくなる傾向があります。これは市場参加者が減り、買いの勢いが衰えている証拠です。ネックラインを割る瞬間に出来高が急増すれば、信頼性はさらに高まります。

価格は高値を維持または切り下げているのに、RSI等の指標が明確に切り下がっている状態です。これは価格上昇の勢いが内部的に失われていることを示唆し、強力な下落の予兆です。

三尊天井は、下落の目標価格まで予測できます。計算方法は「頭の頂点からネックラインまでの値幅」を、ネックラインを割ったポイントから下に同じだけ伸ばします。これは利益確定の目安として非常に有効です。

三尊天井とは逆の形、Wが3つ並んだような「逆三尊」は大底を示す最強の買いサインです。ネックラインを上にブレイクした時がエントリーポイントとなります。セットで覚えておきましょう。